【有料級】30分で内定を引き寄せるシンプルなテクニック
中学生の頃、よく使ってた近所のコンビニに10年ぶりに行ってみたら、当時パートをしていたおばちゃんが、店長になっていました。
どうも、こんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回は地方公務員の採用面接において、たったの30分で他の志望者と一気に差別化が図れる準備方法を紹介します。
「どうしても第一志望の自治体に入りたい!」
「スキルや実績に自信がない」
という方におススメのテクニックです。
面接を有利に進め、内定を引き寄せるためにぜひ読み進めていただきたいと思います。
役所を〇〇しよう!
結論からさっさと言っちゃいますね。
『面接前に役所を訪問する』
これだけです。
「へ?人事担当者にワイロでも渡して来いって?」
はい。その通りです。
あ、違いますw
民間企業だと、OB訪問とか企業研究ってガツガツやる人いますよね?
地方公務員を志望する際も同じようなことをやるんです。
具体的に私が実践していたことを2ステップに分けて紹介します。
ステップ1:役所を散歩する
受けようと思う自治体の役所を訪問します。
一般市民に紛れて、庁舎内を歩き回るんですね。
で、職員の方の働きぶりや市民との接し方を観察します。自治体の規模にもよりますが、30分くらいやれば十分です。逆にそれ以上やると不審者扱いされてしまうので(笑)
「職員の方の表情は?」
「市民との接し方はどんな感じか?」
「パンフレットにはどんなことが書かれているか?」
「気になってる部署の様子は?」
こんな感じで30分程度、歩き回って観察しまくります。
住民票発行窓口(市民課)の待ち合い用の椅子に腰かけて観察するのもいいと思います。
もし時間に余裕があるのなら、子育て関連施設や公民館、市の名物スポットなんかも訪れてみましょう。
で、その時に感じたことをメモしておきます。
簡単でしょ?
ステップ2:面接の想定問答スクリプトをブラッシュアップする
面接準備として、自己PRや志望動機はスクリプト化して準備されている方が多いと思います。
そのスクリプトに、庁舎を訪問して感じたことをさりげなく織り込むのです。
市の魅力を高め、それを積極的に伝えようとする市の姿勢と、そこで働く職員の方の熱意に感動したので御市を志望しました。御市ではシティセールスという概念を取り入れ積極的に市の魅力を伝えようとしています。また〇〇(自治体名)未来研究所では市の欠点や課題を謙虚に把握したうえで、それに対する解決策を探ったり、政策の最適化を進めたりする努力がされています。そして何よりも市役所や市の施設を利用した際、職員の方の〇〇市を愛し、その魅力を伝えようとする熱意に感動させられました。そうした中で自分自身も刺激を受けながら、継続的に知識や能力を高めることで市の魅力を高めたいと思いました。私はもともとどこで働くかということよりも、どういった姿勢で働くことが出来るかを大切にしたいと思っていました。御市の職員の方が持つ熱意や仕事に対する姿勢はまさに私が求めるものだと確信したので、御市を志望しました。(385文字)
ポイントはここです。
「市役所や市の施設を利用した際、職員の方の〇〇市を愛し、その魅力を伝えようとする熱意に感動させられました。」
私が広報部門の施設を訪れて、「市の名所マップください」とお願いした時に、職員の方が「ココとココがお勧めですよ!」「ゴハンはこのお店がおいしいですよ!」といろいろと説明してくれたんですね。
その時の体験を、志望動機に織り込みました。
(他のスクリプトをご覧になりたい方はコチラから!)
さらに、その経験を受けて「自分はどうしたいのか」につなげることで意欲や志望度を面接官の胸にズドン!と打ち込むことができます。
地方公務員の採用面接では、部長クラスが面接官になることが多いので、部下を褒められて、悪い気はしません。むしろ、「もっと詳しく聞かせて!」といった感じで、前のめりになること請け合いです。
まとめ
面接官も人です。
人って、自分に興味がある相手に対して興味を持つんですね。
簡単に言うと、人はみんな自分が大好きですw
これを利用して、まずはあなた自身がその自治体に興味をもって、訪問する。
そしてそこで見聞きしたり、感じたりしたことを面接で語る。
たったひと手間で、他の志望者と大きく差をつけることができ、面接が自分のペースで進んでいきます。わざわざ役所を訪問したあなたに対して、面接官は好感を持ち、意地悪な質問もしてこなくなります。
ちなみに、庁舎を散歩してみて、
「全くポジティブなところがなかった」
「むしろ、雰囲気が暗く、職員の方の表情も明るくなかった」
「自分もこんなところで働くのかあ↓」
というネガティブな印象しか受けなかった場合、仮に合格したとしても、入社は再考した方がいいかもしれません。
職業人生はめちゃくちゃ長いです。
今、20代のひとは50年、30代の人は40年くらい働き続けることになります。あなたの人生を肌に合わない職場で浪費しないためにも、是非庁舎を訪れて、雰囲気を探ってください。
私が地方公務員に合格した面接スクリプトをまんま公開しますお
コンビニのおにぎりがだんだん小さくなっていることに、言い知れぬ不安感を感じています。そのうちピンポン玉くらいにちっちゃくなっちゃうんじゃないかと。
どうも、こんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回は私が民間の営業職から地方公務員に転職したときに、面接でどんな回答をしたか、その内容をまんま公開します。
手前味噌ですが、まあわりと真面目な内容です。
「公務員になってラクしたい」
「民間企業はムリだから、消去法で公務員目指してます」
みたいな脱力系の方には全く参考にならないと思います。
少しでも、公務員という仕事に興味があって、
「市民のために働きたい」とか
「〇〇市をよくしたい」
という方は是非読み進めていただきたいと思います。
0.5つのコアアンサー
さて、公務員の採用面接では準備すべき5つの『コアアンサー』があります。
コアアンサーとは、言うなれば『自分軸』です。
この軸がしっかりしていれば、どんな質問が来てもぶれずに自信をもって回答できますし、それによって合格の可能性は確実に高まります。
そのコアアンサーとは下記になります。
①どうして地方公務員になろうと思ったのか。
②国家公務員ではいけないのか。
③どうして〇〇市(志望自治体)を選んだのか。
④自己PR
⑤〇〇市の職員として何をしたいか
ご覧のとおり、コアアンサーは面接で飛んでくる質問そのままです。
この想定質問に対し、予めスクリプトを用意しておきます。
よく面接対策では「準備した回答をそのまま話すな!」って言われますが、さすがに手ぶらで面接会場に飛び込むバカはいません。
なので、スクリプトとおりに話したとしても、全く問題ありません。
棒読みにだけならないように注意しましょう。
それでは面接官をうならせた私のコアアンサーを早速見ていきましょう。
1.どうして地方公務員になろうと思ったのか。
多様な経験や知識を蓄積したり、異なる視点を持つ方と接したりする事で自身の成長につなげ、それを人の為に役立てたいと思ったので地方公務員を志望しました。
地方公務員となれば福祉や広報など様々な業務に関わり、またその過程で多くの方と接することが出来ると思います。その結果、知識や経験、新たな考えを獲得する事で自身を成長させられると考えています。そして、物事の本質に迫り課題の解決策を探る力や総合的な判断力を身に付けたいと思っています。また、市民の目線を忘れることなく、常に相手の立場に立つ姿勢を持つことで自身の成長を行政に活かし、市民の方の笑顔を創造していきます。
(278文字)
んー、我ながら素晴らしいですね。
278文字なので、これをこのまま話すと60秒~90秒くらいでしょうか。
ここでのキーワードは「成長」「課題の解決」「相手の立場」ですね。
さらに、結論から述べるという大原則を押さえつつ、後半で地方公務員を選んだ理由を詳しく説明しています。
面接官からすると、「この人は市民目線で積極的に働いてくれそうだな」という印象を持つことでしょう。
2.国家公務員ではいけないのか
私は多面的なアプローチから市民の要望を実現したり課題を解決したりする仕事がしたいと思っています。国家公務員では府省に配属される形となるため、関わることのできる業務範囲がやや限定されてしまいがちです。一方、地方公務員であれば部署の移動によって福祉や健康などの異なる分野の仕事に関わることで多面的なアプローチができると思ったからです。また、市民に最も近い立場であり、その意見を聞きやすく、自身の行動にも反映できると思います。
国家公務員は国民という大きな括りで人と接していくことが求められます。そのため広域的な行政を担う半面、府省に配属される形となるため、関わることのできる仕事の範囲がやや限定的となります。しかし、私は多面的なアプローチから人の役に立つ仕事がしたいと思っています。そうした事から、定期的な部署の異動によって多様な分野の仕事を経験でき、専門性も必要とされる地方公務員が私の仕事観に合致したので地方公務員を志望しました。
(414文字)
こちらもなかなか(笑)
ちょっと長めですが、話すスピードにメリハリをつけると90秒~120秒程度でしょうか。
国家公務員と地方公務員を「業務範囲」の違いから明確に説明して、自信の志向と地方公務員の働き方を結び付けて、論理的に説明しています。
面接官としても納得するほかなく、これ以上突っ込んだ質問をしようにもスキがありませんね。
一見「①どうして地方公務員になろうと思ったのか。」とほとんど同じ回答に見えますが、それでいいんですね。
なぜなら、矛盾が生じないからです。
仮にここで、「〇〇市が好きだからです!」とか言いだすと、ちょっと軸がぶれてしまいます。面接で「なぜ国家公務員ではないのか」と聞かれたら、「地方公務員を選んだ理由」に絡めて回答するとより説得力が増します。
3.どうして〇〇市(志望自治体)を選んだのか。
市の魅力を高め、それを積極的に伝えようとする市の姿勢と、そこで働く職員の方の熱意に感動したので御市を志望しました。
御市ではシティセールスという概念を取り入れ積極的に市の魅力を伝えようとしています。また〇〇(自治体名)未来研究所では市の欠点や課題を謙虚に把握したうえで、それに対する解決策を探ったり、政策の最適化を進めたりする努力がされています。そして何よりも市役所や市の施設を利用した際、職員の方の〇〇市を愛し、その魅力を伝えようとする熱意に感動させられました。そうした中で自分自身も刺激を受けながら、継続的に知識や能力を高めることで市の魅力を高めたいと思いました。私はもともとどこで働くかということよりも、どういった姿勢で働くことが出来るかを大切にしたいと思っていました。御市の職員の方が持つ熱意や仕事に対する姿勢はまさに私が求めるものだと確信したので、御市を志望しました。
(385文字)
この自治体の志望理由を作るにはポイントがあります。
読んでわかるように、私は志望自治体の役所や施設を訪問しています。
そこで見たり感じたことを面接の回答で使います。
こうすることによって、面接官に志望度の高さをアピールすることができますね。
この例では職員さんのポジティブな面を強調しています。
反対にネガティブな部分を強調して、「〇〇を改善していきます!」とアピールすることもできますが、これは諸刃の剣です。
なんせ、面接官はたいがいが部長クラスで、その部長の部下をけなすことになるわけですから、その部長が全く同じ課題認識を持っていない限りは、ハズすと即死です。
ポジティブな面を強調しましょう。
4.自己PR
私は相手の立場になって考え、行動することが出来ます。
まず相手の目線になって話を聴き、課題や要望を把握します。それに対して自分には何ができるかを考え、行動します。例えば、もともと子供用のヘルメットは流通量が少ないのですが、商談中に「子供とバイクに乗りたいが、子供用のヘルメットが見つからず困っている」という話をお客様から聞いたことがあります。商談には直接関係なかったのですが、ヘルメットメーカーと取扱店に連絡を取り、在庫している店を紹介したところとても喜ばれました。そのお客様はその後、離れた場所に引っ越されましたが、今でも点検の度に来店して頂いています。
このように相手の立場になって考え行動する事、これを積み重ねることによって信頼関係が生まれると思います。私はこういった信頼関係をもとに市民の方や職場内外の方と協力して市の抱える課題や要望を解決していきたいと思います。
(384文字)
こちらも結論から端的に話しています。
また、強みのアピールですので、その強みが発揮された具体例を出すことが基本ですよね。説得力を持たせられますので。
で、具体例の後にもう一度結論を少しだけ表現を変えて繰り返す。
完璧です。
5.〇〇市の職員として何をしたいか
職員となれば福祉や広報など様々な分野の仕事での経験を通し、知識や能力を身に付けられると思います。また他の部署や職場内外の人間関係を通じてより多くの知識や視点に触れることが出来ます。そうした経験を通して、物事の本質に迫り種々の課題の解決策を探る力、つまり総合的な判断力を身に付けたいと考えています。
また、そうした判断力だけでなく、相手の立場になり即座に対応できる行動力や思いやりによって、市民の方や職場での信頼関係を構築していきます。そしてその信頼関係こそが市の魅力を高め、発展に役立つものと考えています。
そうして高めた市の魅力を相手の立場に立って、印象強く伝えることが出来るコミュニケーション能力も身に付けたいです。
(308文字)
この質問に対してはいくつか切り口があります。
「自分のなりたい将来像を語る」
「どんなふうに志望する自治体に貢献できるか」
「どんな強みを生かせるか」
だいたいこんなところでしょうか。
ポイントは、自分が職員になることで「具体的にその自治体にどんな価値を提供できるか」をしっかり語っている点です。
ここで、例えば「成長していきたいです!」とだけ回答してしまうと、「それはわかるけど、市に対してあなたは何を提供してくれるの?」と回答にならないばかりか、自己中心的な印象を与えかねません。
かならず、採用する立場になって「自分が提供できる価値」を語りましょう。
いかがでしたでしょうか。
それぞれの回答には「成長」「コミュニケーション」「相手の立場になる」という3つの要素が最低一つは必ず含まれています。
これこそが『自分軸』です。
この自分軸キーワードを一貫して用いることで回答にブレがなくなります。
ただ、「キーワードをそんなに多用して大丈夫なの?」と心配される方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください。
多用することに意味があるのです。
ここで、同じキーワードを3回使った時の面接官の感じ方を言語化しておきます。
(1回目)へーそうなんだ。でも本当かな?うわべの回答じゃないの?
(2回目)あーやっぱりそうなのか。まあでももう一度つつけばボロが出るかも。
(3回目)これは本心だな。間違いないでしょう。
お判りでしょうか。
面接官はあの手この手で志望者のホンネを聞き出そうとします。
そのために似たような質問を表現を変えて繰り返し投げてきます。
そこで、自分軸キーワードを使って回答することで、説得力が増し面接官は志望者の言葉を信用してくれるようになるのです。
以上が私が実際に地方公務員の採用面接で話した内容です。
改めて注意喚起しますが、このスクリプトをちょっといじったところではあなたの合格率は高まりません。
なぜならそれは他人から借りてきた言葉だからです。
紹介した5つの質問の答えを練り上げて、あなただけのコアアンサーを準備しましょう。
不安な方は、コアアンサーのつくりこみをサポートさせていただいています。
コメントやメッセージいただければと思います。
僕が地方公務員を志望した理由
毎週、金曜日にスイーツを買うためにコンビニに寄ると、ショーケースの前で10分くらいどれを選ぶか迷っています。
どうも、こんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回は、私が地方公務員に転職した時の志望動機を紹介したいと思います。
もし、地方公務員を目指す方の参考と笑いのネタになれば幸いですので、是非読み進めていただきたいと思います。
1.公務員なんか大っ嫌い!!
大卒後に入社したのは民間企業で、営業職としてバイクを一般消費者に販売するという仕事内容でした。
で、その会社に4年間勤めた後、地方公務員の一般行政職(事務職)に転職しました。
ちなみに、当時の私は「お役所仕事」と揶揄されるような公務員が大っ嫌い。
国会議員は上っ面だけのスッカスカな美辞麗句並べ立てるだけで、結局何もしないし、何も変わらない。挙句の果てに賄賂や政治献金問題など、国民の大切な税金を私物化する醜悪で恥ずかしい連中だと思っていました。
地方公務員もそんな腐った連中と変わらない。
安定した給与と身分にぶら下がって税金を食いつぶす劣化した烏合の衆程度に考えていました。
2.公務員に俺はなる!
そんな風に公務員を生ごみ同然に嫌っていた私が、
なぜ地方公務員を目指すようになったのか。
きっかけは単純。
『橋下徹さん』です。
単純すぎて公言するのも恥ずかしいくらいなのですが、僕は橋本さんのようになりたいと本気で思っていました。
2014年前後です。
シビれました。
鋭い弁舌とロジカルな思考、計り知れないエネルギーをもって、橋本さんは人口約880万の住む地方自治体を変革しようとしている。
一方の僕はというと、地元大阪を離れ、適当に就職した会社で関東でせこせこ趣味のツールであるバイクを売っている。
バイクなんて売れても売れなくても、日本の未来には影響しません。
この明らかな差に、正直、負い目を感じなかったわけではありません。
いや、バチバチに嫉妬しました。(今思うと、嫉妬する相手のレベルを完全に見誤っているわけですがw)
とにかく、
ずっと変わらないと思っていた旧態依然とした組織が変化を遂げつつある事実を目の当たりにして、心が動きました。
橋本さんめっちゃかっこええ!
俺もあんなふうに世の中を変えてみたい!
そして、橋本さんに近づく選択として僕が選んだのが地方公務員でした。
まずは地方公務員として実績を作って、そのうえで市長になり、そして国政に打って出る。
そんな小学校低学年でも思いつきそうなキャリアプランをわりと本気で描いていました。
しかも、なぜか「俺ならできる!」と根拠のない自信をみなぎらせながら、ヒロイズムに酔っているという手に負えない状態です。
今考えると、冷や汗もののナルシストですねw
3.思い立ったが吉日
そこから橋本さんの著書を読んで、さらに熱を上げて半ば中二病のような盲目さで地方公務員を目指すことを決意しました。
そこからは行動です。
「本気になったらおおーはら!」のCMでおなじみの予備校の通信講座に入ったばかりのボーナス30万をぶち込みました。
おまけにスーツも2着新調。
ほんと、スイッチが入るって恐ろしい。。
しかもスイッチの入れ方が異常。
めり込むくらいに全力でON!
ほんと落ち着けよ俺。って感じですねw
4.朝練と夜連
ただ、形だけで終わらないところが私の長所(笑)
公務員講座の教材が届いてからは、
朝6時に起きて2時間勉強し出勤。
退勤後24時まで、1時間30分程度勉強。
勤め先の拘束時間が一日12時間くらいあり、
体力的にもキツかったんですが、これをひたすら繰り返していました。
小論文もしっかり時間をはかって、仕上げたら大原に添削を依頼する。
面接も大原で練習を受けさせてもらいました。
もう30万払ってるので使い倒してましたね。
あ、別に大原さんから広告料はいただいてないですよ笑
本気になれば、使えるリソースが豊富であることは間違いないですね。
5.合格、そして退職
そんなたゆまぬ行動の甲斐もあり、無事、第一志望である市役所に一般行政職として合格しました。
2015年4月。
新しいスーツに、「日本をよくしてやる!」という野望を秘かに包んで、私は地方公務員として市役所の門をくぐりました。
3年後に全く予期しない形で退職することも知らずに。
いかがでしたでしょうか?
先述のとおり、念願かなって入った市役所を3年後に退職したのですが、地方公務員はなくてはならない仕事ですし、そこで働く人々の気概と行動次第では、世の中はきっと動くと、今でも思っています。
もし、公務員になりたい学生や、転職を目指す方がいらっしゃればできる限りのサポートをさせていただきたいと思います。
興味を持っていただけたら、メッセージやコメントいただければ幸いです。
【地方公務員】面接で押さえるべき3つのポイント
セブンイレブンで唐揚げ棒を買うとき、毎回カロリーを気にして心の中で葛藤が起こります。
どうもこんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
面接のポイントの話なんですが、
結論から言っちゃうと、公務員の採用面接はオールド&オーソドックスが基本です。
なぜなら、採用する側の面接官は部長クラスとなり、基本的に男性かつ50代が多いからですね。自然と、面接で飛んでくる質問も変化球ではなくストレート系が多いです。
さて今回は、地方公務員の採用面接を突破するコツをお伝えします。
地方公務員として合格を勝ち取るためにぜひご活用ください。
地方公務員試験は大きく筆記と面接の二段階に分かれます。
ちなみに、面接は面接官によって得点化され、筆記試験の得点数と合計して、相対評価によって合否が決まります。
ここ最近では、「人物重視」として合格要素における筆記試験の比重を減らす傾向が続いています。経験者採用枠では筆記試験そのものがない自治体もあるくらいです。
いずれにしても、合格に占める面接の比重は大きく、いくら筆記を頑張っても面接でコケてしまえば、合格はおぼつきません。
裏を返せば、筆記試験でライバルと差をつけられなくても、面接で逆転することは十分に可能だということです。
さて、本題に入ります。
では、その面接で高得点を稼ぎだすにはどうすればいいか。
役所が本音で求める人材像を演出することです。
その人材像の要素を3つにまとめると次のようになります。
1.行動力がある
良くも悪くも、役所で働いている職員は「消極的」な人材が多いです。
特に、若手と言われる20代~30代に対して、上司であり面接官となる部長クラスは物足りなさを感じています。
役所では相変わらず新卒採用の比率が大きいため、従順で外の環境を知らないウブな人材が毎年大量に採用されます。当然その中には、安定だけを求めたのではなく、割りと本気で「市民のために」と思って入庁してくる学生も一定数います。
しかし、2~3年もすれば、いつまでたっても改善しない非効率な業務とくだらない内部調整を繰り返すうちに、その志も腐っていってしまうんですね。その結果、積極性は失われ、その他大勢の職員と変わらない消極的な人材へと劣化してしまいます。
無理もありません。
日本で生まれ育った人が日本語しか話せないように、役所で働いたことのない人に、役所にあまりいない積極的な行動をとれる人材になれ、というのはそもそもが論理矛盾なのです。
そうは言っても、この構造を理解しないまま、若いエネルギーとそこからくる行動力に期待していた上司たちは不満を抱くわけです。
そこで、弱肉強食の民間企業で戦ってきた「行動力」のある経験者を採用しよう!という傾向が強くなるんですね。
どの自治体の募集要項なんか見ても『求める人物像』の欄には「改善」「行動」「工夫」といったフレーズが躍っているのはそのためです。
まあ、若手職員ばかりに行動力を求める前に、
お前が動けよ!
と保身に長けた腰が重い部長クラスの連中の耳元で叫びたくもなりますが。
2.周囲と協調できる
次に協調性ですが、これは行動力とセットでアピールする必要があります。むしろ、アピールするのは行動力だけでも協調性だけでもいけません。必ずセットで面接官に提供してあげる必要があります。
なぜセットでアピールしなければならないか。
それは、良くも悪くも前例踏襲をベースとした「合意形成」をもとに秩序ある意思決定を重んじる、という自治体という組織を覆う文化に理由があります。
このような文化が根付いている組織に、「役所を改革します!」「全く新しい取り組みをします!」なんて鼻息荒くアピールする応募者を、古い考えの部長連中が喜んで迎え入れるでしょうか?
きっと脅威に感じるはずです。
つまり、役所が培ってきた文化を壊さない程度の、
全体から飛び出しすぎない程度の
『穏やかな行動力』
が求められているんですね。
え?穏やかな行動力?
そんなん矛盾だらけですやん!
真っ当なツッコミありがとうございます。
ほんと、その通り矛盾しています。
ですが、役所が「無意識」に求めているのは、その程度の行動力であることを忘れないでください。
そして、行動力をアピールするときは
「ガシガシ前進します!」と言うよりは、
「周りの協力を引き出しながら、積極的に行動することができます」
というニュアンスでアピールすることを忘れないでください。
3.退職しない
しかし、思わぬ問題が役所を悩ませています。
それは、『中途採用者の退職問題』です。
先述のように、「行動力」に期待して民間企業の経験者が役所では積極的に採用されました。しかし、数年たってみると、そのような積極的な人材は役所の旧態依然とした雰囲気に適合することができず、退職したり、メンタルを崩すことが相次いでいます。
その退職率は新卒採用の数倍になるともいわれています。
実際私が勤めていた市役所でも私以外にも退職していった中途採用者がいました。割合にすると、3年で10%以上です。
公務員全体の退職率が3年で3%前後と言われる中、その3倍以上というのは見過ごせない数字です。
さて、話を戻しますが、
ここでまた矛盾が生じます。
もともと中途採用とは「一度会社を退職する(予定の)人材」を職員として迎え入れる行為に他なりません。つまり、理由はいったん置いておくとしても、「会社を一度辞めた人材」であるあなたには「辞めずに続けてくれるだろうか」という不安の目が向けられています。
そこで、無事合格を勝ち取るためには、この不安を払しょくしてあげる必要があるんですね。この不安からくる質問への打ち返し方としては、いくつかパターンが考えられますが、ポイントは次の二つです。
①今回の転職(退職)理由は不可抗力であること
②公務員こそが自分の求めていた職業であること
この二つを言語化して面接の質問で打ち返すのです。
つまり、「私は一度は民間企業に入社しましたが、社会人として仕事を経験するうちに、公務員こそが自分のやりたい仕事だと気づいたんです!」という感じでアピールするんですね。ここら辺は個別にスクリプトを準備する必要がありますので、自信がない方は、よろしければ私の転職系のサービスを利用してください。
いかがでしたでしょうか?
地方公務員の中途採用面接で押さえるべき3つのポイント
この点を意識して面接準備を進めることで、合格可能性はグッと高まります。
是非、意識して取り組んでみてください!
【大クレーム】不利な交渉を成功に導く3つのヒント
クレーム対応は会社での自分のバリューを上げるための効率のいい業務だと思ってます。
どうもこんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回は、僕が土下座する以上の屈辱を味わった「住民説明会 爆死事件」について暴露したいと思います。
(ちなみに、僕のアルバイト時代の暴露話は下のリンクを参照してください。)
みなさんは「住民説明会」ってやったことありますか?
よく市役所の人が住民から一方的にボッコボコにされるやつですね。
あるわけねえよ!
鋭いリアクションありがとうございます。
まあ、普通に生活していれば住民説明会なんてやることなんてそうそうないですよね。
私は以前、携帯電話の基地局設置の営業を2年ほどやっていたんですが、
その時にガチもんの住民説明会をやりました。
ちなみに携帯電話の基地局っていうのは皆さんが
お使いのスマホやら携帯電話の電波を送受信する設備です。
と、詳しい説明はめんどくさいのでとりあえず下の画像見ればなんとなくわかります。
まあ、この基地局を設置するために、関東で2年間で300か所位の設置交渉に携わったわけです。
ちなみに、関東でNo.1の営業実績を残しました。
あ、ありがとうございます。
さて、この設置交渉というのがなかなか曲者でして、画像のように地面にコンクリート柱を立てるタイプは、「設置しまっせー」とわざわざその周辺に住んでる人に周知しなくちゃいけないんですね。
で、当然電波を発する設備なので、
「健康被害があー」とか
「強風で倒れたらどない責任取ってくれるんじゃあー」
みたいなクレームがまあまあの確率で発生するんですわ。
結論、どちらも問題ないわけですが、これを論理的に説明しても理解してもらえない。というか、一部のリテラシーの低い方には理解して受け入れる気持ちが無いといった方が適切かもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
関東某所の土地に基地局を設置するために、周辺住民に個別説明を実施したところ、住民説明会を開け!というご要望が上がったんですね。
まあ、ここまでは業界ではあるあるなんです。
問題はその当日。
事前の住民代表者との打ち合わせでは「まあ簡単に説明してくれればいいから」と、割とフランクな感じで、イージーモードな雰囲気を出してきたんすね。
でもこれが罠。
いざ、冒頭から住民代表者(司会者)が
「納得いく説明がなされない限り、設置には断固反対です!」と鼻息荒く煽ること煽ること。
『これはハメられた!』と思っても時すでに遅し。
とりあえず、資料を基に説明しだすとヤジが散弾銃のように飛んできます。
しまいには説明の途中にもかかわらず、威勢のいいクソじじいが大声で反論してくるそれに同調して20人以上の参加者がわめくわめく。
一旦落ち着いたと思ってまた説明を再開すると、10秒もたたないうちにまた大声でヤジと反論を飛んできて、説明が中断。
これが、3時間近くも続いたわけです。
まあ、さすがの私もメンタル削られましたね。
今考えると、これは仕組まれた展開で、私はまんまとそこに誘い込まれた格好だったんですね。
説明会終了後にはほんと、フラストレーションで胃やらおなかの調子が悪くなったので、あのクソじじいの家の玄関でう○こしてやろうかと本気で思ったくらいです。
結果的に、その基地局設置計画は頓挫してしまいました。
で、ここから得た教訓を3つ共有したいと思います。
1.住民説明会は住民側に主宰させてはいけない
どんな場でも主催者側にはイニシアチブがあります。
場所や司会も準備できますし、開催時間も思いのままです。
つまり、車のハンドルを握られた状態なので、こちらが「止まりたい!」と思っても止めてくれないんですね。
2.住民説明会では頭数を揃えろ
「多勢に無勢」という言葉があります。
日本の場合、民主主義の考えが根底にありますから、
支持者が多い主張=正しい
という図式が無意識に成り立ってしまいます。
つまり、特定の人物に圧倒的な決定力が与えられていない場合、結論は多数意見に左右される、ということです。
対策としては、味方を多数引き連れていく必要があります。
例えば相手が10人であれば、こちらは10人以上。多数を取りにいくことで交渉は有利に進みます。
3.他人を信じてはいけない
今回、私は代表者と連絡を取り合っていたんですが、この代表者がクソタヌキじじいでした。
相手を油断させて、自分たちは用意周到・準備万端で決戦に臨んでいました。
説明会に出席していない住民分の反対署名まで用意していたくらいです。
利害が対立する交渉の場では、少しの気の緩みが敗北に直結します。
どんなに甘い言葉や条件を提示されても決して油断してはいけません。
相手以上に狡猾に、周到に準備を進める必要があります。
いかがでしたでしょうか。
まあ「そこまでするか」という内容の対策なんですが、逆にここまでしないと生存確率を高めることはできないんですね。なぜなら、相手がどのくらいの戦力で、どんな武器を使ってくるかは蓋を開けてみないとわからないから。
この説明会からしばらくはイライラした日々を送っていましたが、結局は相手の口車に乗ってしまった自分の未熟さゆえの結末。
ここは、敗北を受け入れた上で、同じ状況を作り出さないようにすることが『学習する』ということです。
もし、あのクソじじいに再開することがあれば膝カックンして姿勢を崩したところに、フルブーストのおならを顔面にぶち込んでやりたいと思います。
冗談ですよ!
ムフフ
こんな上司は嫌だ!ゆとり世代がけむたがる3つの特徴
得意技は洗濯物を高速で干すことです。
どうもこんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回はゆとり世代から嫌われる上司の特徴を紹介します。
この時代はバブルが崩壊した後にダラダラ続く不景気の中で育ち、就職していった世代です。
「さとり世代」や「ミレニアル世代」とも呼ばれます。
1.こんな上司は嫌だ!態度デカいパターン
課長だから、部長だからと何でも自分の指示通りに部下が動くと思っているパターンですね。
はっきり言って、「なんでお前の指示なんか聞かなきゃならないの?」と心の中で思っています。
そもそも、ゆとり世代は自分自身が役職や肩書に重きを置いていません。そして、課長や部長の指示に盲目的に付き従うほどバカでもありません。
一方的に仕事を押し付けるのではなくその仕事の意味、つまりその仕事が「何のためにあるか」を理解してはじめて前向きな姿勢になります。もちろん、仕事の意味を外部から与えられなくても、自発的に見つけ出す人材もいます。
一方、自発的に意味を見つけられない人材の場合、きちんと意味とセットで仕事を渡すことで、アウトプットの質が目に見えて向上します。
2.こんな上司は嫌だ!非効率が当たり前のパターン
そのため、そういったデバイスを仕事で使うことにも違和感がありません。
なので、「客先にメール送ったら、電話する」「大切な要件は口頭で!」みたいな、コミュニケーションは無駄としか思えない。
「メール送ったら見るのが当たり前では?」「口頭での連絡にこだわる理由って何?」などと、非効率な作業を敬遠します。メールやチャット伝えられる内容をわざわざ電話で伝えてくる上司も嫌がります。
その時々で、最適なコミュニケーション手段を選べるのがゆとり世代です。旧態依然としたやり方にはため息が出すぎて酸欠になってしまいます。
3.こんな上司は嫌だ!決断できないパターン
「この件はA部長が絡んでるから、ちょっと意見聞いてきて!」
「このルールはB専務が決めたことだから、絶対変えられない!」
などと、見えないルールブックに従って不透明なジャッジを下す上司をゆとり世代は首をかしげてしまいます。
そんなことは就業規則にも決裁稟議にも関係ないじゃないかと。
新しい提案に対して、リスクがあー!と半ば反射的に反応する上司に至っては壊れたおもちゃくらいにしか見ていません。リスクとリターンはトレードオフなんだからその差分を冷静にジャッジしろよ、と。
忖度せず、媚び諂わず、ものごとをフラットに捉えて判断できる上司をゆとり世代は好みます。
いかがでしたでしょうか?
ご自身に当てはまることはありませんでしたか?
ゆとり世代が嫌う上司の特徴を3つ紹介しましたが、一言で言うと、
「自分がない上司は嫌われる」
ということです。
ゆとり世代は景気が停滞した中で育ち、就職を経験しました。
つまり、終始世の中が暗く沈んだ時代を生きてきた結果、若いうちに社会に対して希望とか夢をもてなかった世代です。加えて、少数の上昇志向の社員がいたとしても、管理職の椅子は順番待ちでどうやら自分に回ってくることもなさそうだ、と早々に悟ってしまっています。
それゆえ、役職や給与アップはゆとり世代にとって大きなモチベーションにはなり得ません。終身雇用制度なんて崩壊してますし。
ではどんな上司がゆとり世代の成長を促し、高いパフォーマンスを引き出すことができるか。
一言で言えば、
『仕事の意味与えられる上司』です。
あなたは部下に仕事の意味を与えることができていますか?
【企業の目利き】面接行ったら廊下を見ろ!劣化企業フラグの見つけ方
炊き立てのご飯が大好きで、週6で卵かけご飯を食しています。
どうもこんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。
今回は、転職者による企業の目利き!
『劣化した企業フラグを見抜け!』のテクニックをお伝えします。
前回の内容は面接時の「受付」の時のフラグ確認でしたね。
ってなわけで、今回は面接で企業を訪問した際の「廊下」でのフラグ確認方法です。
え?「廊下」なんてピンポイントすぎるって?
まあまあ落ち着いてください。
劣化した企業に貴重なあなたの時間を奪われないために、ぜひ参考にしてください。
それではスタートです!
面接室って、大体その会社の応接室か会議室であることが多いですよね。
入り口で受付が終わったら、社員さんが面接場所まで案内してくれます。
その時に、廊下や窓がきちんと清掃されているか、汚れがたまっていないかを確認するんです!なんて当たり前のことはここでは話しません。
見ていただきたいのは、その会社の備品や何かしらの在庫の「置かれ方」なんですね。これも、3パターンに分けて解説していきます。
パターンA:備品や在庫などが通路に全く見当たらないか、キャビネットなどにきちんと収められている様子。
パターンB:段ボールがいくつかまとまっておいてあって、布がかぶせられている。
パターンC:とっ散らかった状態で置かれている。
今回もどれが良いかはわかりやすいので、その状況をどのように解釈するかを見ていきたいと思います。
パターンA
まあ、来客があったり社員さんも頻繁に通る通路ですからね。この状態が当たり前ですよ。
8割以上の会社がこのパターン当てはまります。とりあえず、通路にフラグはないとみていいでしょう。
パターンB
通路の脇なんかに段ボールが置かれていることもしばしばあります。これ自体、一次的なものかもしれませんし、頻繁に利用するものだから管理しやすいような位置に置かれている可能性もあります。
ここで注目したいのは、段ボールに掛けられた「布」です。
ほこりがかぶらないようにしている、という役割もあるんですが、ちょっとうがった見方をすると、「隠している」んですね。
ハイ、実はこれが『劣化企業のフラグ』です。
本来、来客の目に触れられたくはないけど、布で覆い隠している状態。
ここから読み取れることとしては『改善が必要だとわかってはいるんだけど、根本的な解決に至らず問題が放置されている』という企業体質の表れです。
こうした企業では、何か社内で課題や問題が生じたときに、経営者も含めて、それそのものを解決しようとする人がおらず応急処置で終わっちゃうことが多いです。
当然、社員は仕事にやりづらさや不満を抱えながら働き続けることになります。
「え、それは深読みしすぎなんじゃないの?」
そう思われるかもしれません。
でも、よくよく考えてみてください。
たかだか在庫やら備品やらですよ?
その置き場所という課題を認識しておきながら、解決していない。では経営課題や組織構造にかかわる課題はどのように扱われているか?
想像に難しくないはずです。
とりあえずの簡単にできる応急処置だけして、解決した気になってあとは放置。時間がたって、また痛み出して、またまた応急処置だけして放置。
この繰り返しが企業を劣化させるのです。
ちなみに、あなたの実家やアパートにも、この段ボールのようにクローゼットではない場所に置かれたまま、それが定位置になってしまっているようなものはありませんか?
パターンC
これもフラグっぽいんですが、実はそうではありません。
来客が通るような場所が散らかっているなんて、おかしい!と考えがちですが、必ずしもそうではないんですね。その会社が創業して数年目のベンチャーであれば問題ありません。
なぜなら、ベンチャーはそんなこと言ってられないからです。
事業を一日でも早く軌道に乗せて、収益を拡大する。
ベンチャーがやるべきことはここだけなんです。ここに一点集中するからこそ、結果につながるんですね。
だから、多少通路がとっ散らかっていようがお構いなしです。あなたがベンチャー企業で成長を望むなら、オフィスがとっ散らかった企業を選んでください。
あなたも仕事やアルバイトが忙しくなると、掃除どころではなくなって、少々部屋がとっ散らかることがあるはずです。なので、企業にとってもこれは一過性の状態です。新規事業の展望がある程度開けてくれば改善されるでしょう。
反対に、創業2~3年以内のベンチャーのくせに小ぎれいなオフィスを構えていたら要注意です。先ほども話した通り、事業のスタートアップ時はオフィスが乱雑になって当然です。なのに、小ぎれいなオフィスを構えているということは、本来事業に注ぐべきお金や時間のリソースを『みてくれ』に使っちゃってるんですね。
本末転倒というか、その事業が安定化するかどうか疑問符がついてしまいます。
いかがでしたでしょうか。
会社の雰囲気は入ってみないとわからに事も多いですが、こうして面接に訪れることで雰囲気のイメージを膨らませることができます。
とはいえ、書類選考を通過しないと、面接にもいけないので、職務経歴書や自己PRにご不安がある方は職務経歴書・自己PRの添削を受けてみましょう。自分が気付かないちょっとした工夫で書類選考率が上がり、年収をアップさせることにもつながるかもしれません。
いらっしゃいませー!